リーダー育成コラム

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2020-10-23
相談されにくいリーダーが、何でも相談されるリーダーになる方法

部下がもう少し早く相談に来てくれていたら・・・事が大きくなる前に他にも手を打てたはずなのに。。。

どうして私の部下はいつも相談してくれないんだろ。。。

こんなお悩みを抱えるリーダーさんが多くいらっしゃいます。

なぜ、あなたの部下は、相談するタイミングを迷う、またはタイミングを逃してしまうのか・・・

相談しやすい上司は、部下が相談しやすいように意識していることがあります。

 

相談されやすい上司になるため、あなたの日常を振り返る機会にしていただけたら幸いです。

相談されない上司、6つの特徴

以下の6つに対して、あなたが思い当たるフシはありませんか?

日常の振り返りとして確認してみましょう。

 

1.上司のあなたが忙しそうなオーラを放っていて近づきづらい

2.以前相談した時のあなたの反応が冷たかった・・・

  パソコンを見たまま顔も上げずに「何?」と言われた。

  その対応がトラウマで相談が怖い。

3.不甲斐なさをさらけ出すことによって、大したことのない部下

  とレッテルを貼られて評価を下げられるのが怖い。

4.1対1で上司のあなたと話すことがプレッシャー。

  部下からすると叱られそうな相談は絶対したくない。

5.部下自身が、挽回しようと頑張ってみたけれど無理そうだ。

  自分でなんとかしようとしすぎて相談がおくれる。

6.上司自身が常に「リーダーは優秀でなければならない」と

  いう風に振る舞っており、部下にもそれを望んでいる。

  だからこそ、弱みをさらけ出せない。

 

今一度、リーダー自身は適切なタイミングであなたの上司に相談できているか?を確認してみてください。

 

そうすると、部下の気持ちが想像できるかもしれません。

相談される上司が常に意識していること

どんな小さなことも相談される上司が心がけていることは、

①ありのままを受け止めること

部下は失敗したから後ろめたい気持ちで相談に来ているかもしれませんが、リーダーは、「そうなんだ。それで?結果どうなった?」と、まずは細かく話を聴く事に集中しています。

その上で、「その解決策を一緒に考えよう」と歩み寄っています。

お互いに答えを持たず話し合って方向性を定める感覚で相談にのります。

 

②相談してくれて、凄くありがたい。嬉しいよ。と言葉で伝える。

(嬉しいという事を態度でも示せれば尚よし!)

部下が申し訳なさそうに相談に来たら、「よし!自分の出番がやってきた!」と喜んで話を聴きます。大失敗の相談であったとしても、しかめっ面になることなく、相談してくれたことが何よりありがたいことだ!と感謝の意を伝えます。

そうすることによって、部下は安心していつでも相談に来れるようになりますね。

 

 

まずは、あなた自身のオーラを変える努力が必要です。

近寄るなオーラを出していないか、部下の相談に対し、第一声「なにやってくれたんだ!」と怒りのスイッチが入っていないか、今一度確認してみて下さい。

 

あなたの醸し出す雰囲気が、安心感に満ち溢れていたら、相談だけでなく日常のコミュニケーションも増えていくはずです。

あなたの職場にいる、よく相談されている上司の放つオーラを観察してみるのも良いですね!

意外と、その人の持つ雰囲気は人を遠ざけたり近づけたりするものです。是非参考にしてください。

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