2021年4月からマネージャーやリーダーに昇格する若手リーダー様の皆様、
心の準備と共に、スムーズなスタートを切っていただくために、
まず気を付けて頂きたい3つのリーダーとしてのポイントを解説します。
これを読んで、新米リーダーとしてのマインドセット、
そして、ご自身の理想のリーダー像を固めるための参考にしていただけたら幸いです。
まず、3つの注意点について解説します。
①勘違いしない
②口出ししない
③命令しない
この3つをまずは意識しておきましょう。
①について、
一般社員から管理職に昇格となったら、
多くの人が「まぁ!偉くなったんですね!」と周りから言われると思います。
この言葉が実は大きな落とし穴。
偉くなったのではなく、リーダーというのは、
より大きな視野と視点をもって、自分起点の仕事から、チーム起点・組織起点で貢献の輪を広げる役割。仕事の幅を拡げる期待をされているということ。
リーダーになっても、部下や後輩とは同じ目線で会話できる存在になる意識がとても大切です。
リーダーだって知らない事もたくさんありますし、
これから学ぶこともたくさんあると思います。
偉そうに振る舞うことによって、ちょっとした相談や、知らない事を聴くのが恥ずかしい、と変なプレッシャーを抱える羽目になる前に、しっかりと責任範囲の重さを自覚しておきましょう。
②について、
新米リーダーは、普通にしているつもりでも実は慣れない仕事でプレッシャーを抱えがちです。そんな中、みんなに失敗して欲しくない気持ちが災いして、ちょっとした業務の進め方に、口出しをしたくなるものです。
リーダーに必要なのは、チーム全員でゴールを共有すること。
そのゴールイメージがぶれないように何度でも伝えること。
ゴールに向かうためのプロセスは、社員一人一人が考えて、創意工夫をすることに成長があります。
口出しをしすぎることによって、部下ひとりひとりがストレスを抱え、言い訳をするのも面倒だと思うようになると、「言われたことしかやらない部下」が育ちます。あなたのチームの即戦力になってもらうためには、考える力を発揮してもらうこと。
新米リーダーのやり方が正しいとも限りません。
全員で知恵を出し合うことこそ、最強のチーム作りに必要です。
③について、
命令口調で指示をだすと、「いきなり偉そうな人になった」と周りの人は、あなたに対して思うでしょう。
新米リーダーは、チームメンバーと共に成長する仲間意識がとても大切です。誤解されないためにも、是非「〇〇をお願いしても良いですか?」というリクエスト法を使ってチームメンバーとの関係性を構築していただきたいです。