管理職・リーダーが一生抱える悩みの一つに、
部下からの報告連絡相談の質が良くないというのが挙げられます。このことで悩んでいる管理職・リーダーは相当数いらっしゃいます。
しかし、その質が高まらないのは、実は管理職・リーダーのせいかもしれません。
現在、当社が関わっているスタートアップ企業のコンサルテーションで、ズバリその報連相の質の改善に対し、全員で行った会議において、私が積極的に切り込みました。
その翌日から一気に状況が改善され、職場の空気も明るくなりました!
何をどうしたら、改善されたか・・・
その方法について書いていきます。
管理職・リーダーで部下の報連相のタイミングや質に不満を持っている方に、是非振返って頂きたい事をリストアップします。
1.あなたがチームを纏める立場として望ましい報連相のスタイルを部下にしっかり伝えていますか?(急ぎの時以外はメールが良い、チャットにしてくれると助かるなどのリクエストを出しているか)
2.部下の報連相がイチイチ長いと思っている方、リーダー自身が、毎回立ち話で許容できる時間は何分くらいか伝えていますか?
3.リーダー自身が部下に指示を出すとき、具体的な期日やそのタスクの目的を明確に伝えていますか?
実はこの3点において、リーダー自身は「そんなもん、察しろ」と思っているケースが多く、具体的に報連相の手段や頻度について、意向を伝えていない事が多く、部下自身にその判断を委ねていることで、リーダーにとって不十分となっているケースが非常に多く見受けられます。
私が関わっているスタートアップの企業にて、先に記載した3つの点について、質問しリーダーの答えを共有することによって「なんだ、そういうことだったんだ・・・」と部下の皆さんも腑に落ちたようでした。