リーダー育成コラム

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2021-04-04
感謝と期待を見極めて部下のやる気を引き出す方法

4月は新入社員さんが入社されたり、部署異動でチームメンバー構成が変わるなど、色々と動きが活発化する季節です。

初めてリーダーになったという方も多くいらっしゃいます。そのため、部下とどのように関係性構築をしていけばよいか、部下に早く成果をあげてもらい、成功体験を積み上げて自分の仕事に自信をつけて欲しいなど、私自身は部下育成に関する様々なアドバイスを求められる時期でもあります。

 

今日は、部下をやる気にするツボは2つのパターンに分かれる。これを抑えれば部下を簡単にやる気にすることができる!という内容をお伝えします。

あなたの部下はどちらの傾向が強いでしょうか?

人の喜びのツボは、大きく2つのパターンに分かれます。

パターン1:行動承認型

<解説>圧倒的スキルを持っていたり、自分自身のスキルを伸ばすための勉強なら貪欲に頑張れるタイプ。思考のキレ味抜群で、話し方も非常にロジカル。結果に自分からコミットする傾向が強く、プロセスよりも結果を重視するタイプの方。

 

パターン2:存在承認型

<解説>優しく穏やかな印象。人の輪の中にこのタイプの方がいると、空気がぱっと明るくなり、笑顔を絶やさない。ホスピタリティ精神抜群。人のために、チームのために頑張りたい!と言う気持ちが強い。コミュニケーション力が高く、結果よりもプロセスを重要視するタイプの方。

 

部下とコミュニケーションを取りながら、どちらの傾向が強いかを見極めます。

パターン1とパターン2のタイプではいわゆる「喜びのツボ」が違うので、声がけの方法も変えていきましょう!

具体的な声がけの方法について

パターン1:行動承認型=期待

このタイプの方は、「期待」のメッセージを出すことでやる気がアップします。

(声がけの例)

「〇〇さんの能力を存分に発揮できるチャンスがやってきた。​​あなたなら絶対結果を出せると思う。楽しみにしているよ!」

「〇〇さんだからこそ、この仕事で結果が出せるはず。どんどん能力を発揮して思いっきり楽しみながら頑張って!」

 

パターン2:存在承認型=感謝

このタイプの方は、「ありがとう」と言われると、他のことにもどんどん取り組んで行こうと自分自身のセルフモチベーションを引き出せるタイプです。

(声がけの例)

「〇〇さんの今回の仕事、本当によく頑張ってくれてありがとう。心から感謝しているよ。」

「〇〇さんのお陰で、みんなが自分の仕事に集中できた。あなたがいてくれて本当に良かった!」

 

このように、声のかけ方を工夫するだけで、どんどんやる気になっていきます。部下をマネジメントする立場の方には、是非、部下のやる気のツボを掴んでいただき、人財育成の楽しさや喜び、感動を味わいながら管理職を楽しんで頂きたいと思います。

 

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