リモートワークが定着している企業様の新たな課題は、リモートハラスメント(オンラインハラスメント)が多発していること。これをどう解決していこうかという点です。
非対面の状況で、いきなり上司が業務のことについて話すはどうかと気を遣って、「アイスブレイク」のつもりで、始めたコミュニケーションが、パワハラ・セクハラと誤解を受けることがあります。
2020年6月から、パワハラ防止法という法律も制定され、2022年4月からは中小企業様にもこの法律が適用されます。
大手企業の場合、最低でも毎年1回(多い企業様だと2回)は、コンプライアンス研修を実施し、法令順守の内容について再確認する教育プログラムを設けています。
パワハラ防止法では、是正勧告に従わなかった場合、会社名が公表されることにもなっており、コンプライアンスの徹底がより強化されています。
実際に、上司と部下の世代間ギャップも広がりつつあり、コミュニケーションの受け手と話し手では認識に大きなGAPがあることも分かってきました。ある調査では、20代の若手は、50代の上司とのオンライン上のコミュニケーションについて、出社していた時よりも、ストレスを感じるようになった。という認識を持っている方が、50%近いというデータがあります。(画像参照)
ハラスメントと言われないために、上司が気を付けるべきコミュニケーションの視点について書きます。
初めてチームマネジメントをすることになったリーダーさん!
リーダーになってすぐというのは色々と空回りしがちです。
まず混乱するのは、リーダーシップとマネジメントの違いが曖昧な理解になっていること。新米リーダーになると、あなたにマネジメントを要求されます。今までの仕事と何が違うのか想像がつきづらい方も多いと思います。
新米リーダーとなり、チームマネジメントをするようになると、その上の上司は、今以上にあなたの仕事を根掘り葉掘り聞いてきます。
しかも今までとは全く違う質問をしてくるはずです。
マネジメントの役割を担う前までは、
あなたの仕事の状況を報連相の形で上司は求めて来ていたはずですが、
リーダーになるとその上の上司は、あなたのチームの状況や、顕在化している課題、潜在化している課題、あなたの考え、問題点の洗い出しなど、あなたの仕事よりもあなたのチームのことを聴く事で、あなたの仕事を理解し、支援しようとします。
チーム状況をしっかり把握していなければ、上司からの質問になかなか答えることができないですよね・・・
その状況把握に必要なのは、まず部下から信頼を得て、部下から報連相がスムーズ行えるように体制を整えることです。
今日は部下から信頼を得るための4つのルールについて、書いていきます。
一時的に落ち着き始めたかと思っていたコロナ感染状況が、
再び猛威を振るっており、首都圏では再び緊急事態宣言の発令へ。
完全にリモートワークを行っていた企業様も、
週1~2回は出社というルールになりつつあったタイミングで、
再び完全リモートに戻る方も少なくありません。
そこで、さらに頭を抱えているのが管理職の皆様です。
これ以上どうやってチームの結束を高めていけばよいのか?
やはり顔を見て話す方が仕事を進めやすいといった想いも募ってきている中、
更なるストレスフルな環境で、
昨年までにリモートワークを導入された企業様で、実際に管理職の皆様から伺った「リモートワークマネジメントで工夫していること」について共有します。