最近、よく耳にする「リモート鬱(うつ)」という言葉。
リモートワークがいつまで続くかこの先の働き方がどう変わるか、
このまま職場の仲間と会えない働き方が続くのか・・・
色んな事が不安だらけの状況です。
当社も研修をオンラインで提供することがスタンダードになっており、
先日ある研修で60名の皆様にお話した時、
「リモートワークで孤独を感じている人いますか?」と質問してみました。
ほぼ9割の人が孤独を感じる、世間からおいて行かれているような不安がある・・・と仰っていました。
重ねて、「週何日リモートが続くと孤独を感じますか?」と聞くと、
連続3日リモートが続くと、不安になってくる・・・と仰います。
リモートワークは、仕事に集中できるというメリットを感じる方も多いのですが、その一方で孤独を感じる方も増え、他者とのコミュニケーションが減ることにより、マイナスの考え、不安や負の妄想が働きやすかったり、ちょっとした上司とのオンライン上のコミュニケーション不一致が原因で、悩み始めてしまい、気持ちの切り替えが難しくなるケースも増えてきました。
特に、相手の表情や反応が見えづらい中で、マネジメントするリーダーさんは、顔を合わせて仕事をするよりも、数倍気を遣ってメンバーとオンラインで仕事を進めていることと思います。
今日は、今こそ大切にしてほしい、リモート鬱にならないためのコミュニケーションのあり方について書いてみたいと思います。
リーダーの皆さんが若手社員の育成に取り組むとき、20代~30代前半で積極的に仕事を引き受けてくれなかったり、言われたことはちゃんとやってくれるんだけど、創意工夫の視点はなく、なかなか思うように成長してくれなかったり。。。
どう育成して良いか戸惑うリーダーも少なくありません。
ゆとり世代、さとり世代と呼ばれる若手は、リーダーにとって、無気力・無関心・無感動に思えたり、何を言っても反応が薄く、さらにコロナ禍でリモートワークとなるとパソコンの画面から益々表情が汲み取れず、リーダー自身が疲弊してしまうことも増えています。
実は、あなたにとって、無気力・無関心・無感動に「見えているだけ」であり、実は若手の皆さんはしっかりと自分の意見を持っています。
それを引き出し、見える化してあげることもリーダーさんの大きな役割です。
若手育成に苦戦しているリーダーさん、まず2つのポイントを抑え、取り組んでみてください。