導入事例

導入事例詳細ページ

働き方改革:モラハラについて振り返る場づくり研修を行いました

業種 IT系 従業員数 100名

課題

■上司と部下の年齢的な距離の近さからフレンドリーになりすぎる会話が気になっている

■技術的経験値が若手の方が長けており、上司側の指導がうまく行かない

■無意識に相手を傷つけるコミュニケーションを取っていないか、全員で振り返る時間をつくりたい

row

提案や研修内容

管理職:30名 2時間×1回 一般職:30名 2時間×2回

役員を含め全員必須の研修スタイルにて3回実施

■職場に起こり得る様々なハラスメントについての事例紹介

■ハラスメントの定義再確認と自分自身の日常の振り返り

■相手に配慮をし、尊敬の念が伝わるアサーティブコミュニケーションの実践

 

row

成果や効果

【管理職の皆様の成果】

職場におけるモラルだけでなく、管理職として部下に向き合っているコミュニケーションスタイルが、適正なのかどうかを振り返り、「この場合はどうですか?」とご自身の経験談を踏まえ振り返りの場としてご参加いただく方がほとんどでした。自分自身のコミュニケーションを分析する機会はなかなかないので、じっくり振り返りたいとお互いにディスカッションで率直な悩みを打ち明けられていたことも印象的でした。

また、自分自身が若手管理職で、部下が歳上のケースにおける接し方について悩んでいるというお話もあり、部下が歳上の場合は、より配慮すべきポイントがあり、それを無視すると関係性が悪化してしまうことについてもアドバイスを行いました。ご相談いただいた若手管理職の方は、関係性悪化という言葉に思い当たる節があったようです。ベテランスタッフの指導がうまく行かない問題については、リーダーシップの取り方を工夫する必要もありますが、管理職としての成長やご自身のヒューマンスキル(人間力)を高めるためにも、価値の高い環境下にあることをご理解いただきました。

部下から突き上げられるようなコミュニケーションは経験したことがありますか?という講師からの質問に対し「そんなことばかりだよ!」と仰っており、笑いも起こりましたが、どうやってその対話を修正していけば良いかを理解していただく機会として、心地よい指摘、気持ちよく叱る方法もポイントを抑えて頂いております。

やはり、ハラスメント防止には、イライラする感情をコントロールする力が必要であり、働き方改革3つのキー(1.働き手を増やす2.出生率の上昇3.労働生産性の向上)の内の1.に該当する離職率を減らしていくためにも重要な課題であることを認識される機会となりました。

 

【一般職の成果】

上司への報連相のタイミングが難しいという意見や、上司から素っ気ない反応があった場合にどう対処したらよいかといった相談や、実際に自分が上司に対してフレンドリーすぎる言葉を使っていたと反省する方もいらっしゃったり、皆さんの日常のコミュニケーションのあり方について疑問視していた方もいらっしゃり、それぞれが思っていた事を打ち明ける場をつくることが出来ました。

ハラスメントの事例紹介をしていた時、「うちの会社でもこういうことあるよね。」という意見もでたり、未然に防ぐためには自分自身も心無い一言を言っているかもしれない事を認識しないといけないといった声もあり、グループディスカッションはかなりの盛り上がりとなり、時間が足りなくなる程でした。

否定的な言葉より、肯定的な言葉の方が話していて気持ち良いという反応もあり、アサーティブコミュニケーションについては「上司への相談がしやすくなった!」と評価を頂きました。

担当講師からのコメント!

本研修の企画に携わっていただきました、本企業様の社長より「イメージ通りの研修ができ、役員も全員参加必須として良かったです」とコメントを頂きました。また働き方改革の一環として、女性が働きやすい職場づくりのテーマで改めて研修をやりたいとのリクエストも!私自身も女性として社会で働く一員として、家事と仕事の両立、効果的なタイムマネジメントについて次回はお話させていただきたいと思います。

導入事例一覧に戻る