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部下が受け身で仕事の覚えが悪い!これでは働き方改革促進が進まない・・・

業種 サービス系 従業員数 4000名

課題

■新人育成に苦戦。質問は?と聞くと「特にありません」の連続

■何か疑問に思ったことはある?「いえ、大丈夫です」の反応ばかり

■何かやってみたい事はある?「まだ仕事を覚えないといけないのが先だと思うので、いいです」と言われる

■部下の積極性はどうやったら掻き立てられるのか?

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提案や研修内容

60分×7人/グループコーチング×12回(年間契約)

■現状のチーム課題の共有

■チーム作りで工夫していることの共有

■各チームの課題に対し、お互いの意見交換と解決策を見出す

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成果や効果

受け身の部下を育てるポイントについて、今回のグループコーチングに参加いただいている7名の皆さんは、「同じ経験がある、うちの部下もまったく同じ。困っている。」とお話頂く方がほとんどでしたが、その中でも「とにかく挑戦、一人でやらせてみることが大事なのではないか?そこで失敗し、初めて気づくし、疑問を抱くのではないかと思う」といった、意見が出ました。

人は経験してみて初めて気づくことがあったり、どうやったらもっとうまく出来るのか?さらに工夫できることは何か?と考え始めるように思います。ただ、今の若い世代の方は、「とにかく挑戦!」と言ったとしても、放り投げるような形で、唐突感満載に「一人で頑張れ!」とやってしまうと、孤独と不安で、メンタル的に弱くなってしまう傾向もあります。段階を踏んで、または遠くから見守っている「安心感」を大切に、挑戦の場を作ってあげて下さいとアドバイスを行いました。

その他、講師側からの育成指導法アドバイスとして、

【疑問質問を抱くことが苦手な部下への対処法】

・上司である皆さんが、何か指示を出した時、

 「今、理解したことを説明してみて欲しい」

と言ったアプローチを加え、理解がどのくらい進んでいるかを確認する方法があります。

・上司と出張や外出でお客様同行などを行った場合

 「今日、気づいたことを3つ挙げてみて欲しい」

といった、気づきを聴き出す質問を行う事で、

考える力が生まれてくるようになります。

と、お伝えしました。

 

管理職の皆さんからは、

「それ、すぐに使えると思うのでやってみます」

「確かに、理解したことを自分で言わせると、どこまで自分の伝えたことが伝わっているかが分かりやすい。ありがとうございます!」

「挑戦と言っても放り投げてはいけない。このバランスが難しいですね。ただ、遠くで見守っている!というサインは、出せそうな気がしたのでやってみようと思います」

といったコメントを頂戴しました。

 

人材育成は、徐々にやり方を変える、気が付いたら変化していた!と過去を振り返って思うくらい、微妙なさじ加減のコントロールが重要だと思います。なぜならば、人の価値観は色々なので、一気にやり方を変えることで、戸惑う人も少なくないからです。

 

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担当講師からのコメント!

考える力をつけさせたい!というお悩みを良く伺うようになりましたが、人は元々考える力をもっているので、その視点をどうやって呼び起こすかが重要なのだと思います。そこに、コーチングの質問力と言うのは大きな効果を発揮します。人材育成は、自分も相手もとても成長出来る絶好のチャンスです。考える力をつけるには、問いの投げ方を変える、自分の頭の中を整理させる支援をする。この2つを繰り返す事によって、どんどん本来持っている考える力が発揮できます。

 

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