残業を禁じるだけでなく、管理職の役割そのものを変化させる。
それが真の働き方改革です。
働き方改革の推進とともに、「残業させてはいけない」「ノー残業デーは定時にオフィスの電気を消さなくてはならない」といった風潮が広まり、部下の気持ちも考えずただただ早く帰らせているという方も少なくないのではないでしょうか?
与えられた環境の中で、「どうしたらより効率的に仕事を進められるか」を考える視点を鍛えるために、管理職は対話型マネジメントのスキルを身につける必要があります。
中には、「残業してでもきちんと任された仕事を完了させてから帰りたい!」と思っている部下もいるでしょう。また、早く帰るよう強制することで、責任をもって取り組みたい仕事ができない、クオリティに納得できないと精神的に苦しみ、結果としてモチベーションを下げてしまうケースも…。 こうした事態を避けるために必要なのは、管理職の役割を変化させることです。
これまでは、「部下の労働時間を管理するだけでよかった」かもしれませんが、これからは、「部下がなぜ残業を必要としているのか原因を特定し、どうやったら勤務時間内に仕事を終わらせられるかを部下が自ら考えるよう支援をすること」が重要となります。つまり、自ら考え、行動できる人材の育成こそが、これからの管理職に課せられた責務なのです。
与えられた環境の中で、「どうしたらより効率的に仕事を進められるか」を考える視点を鍛えるために、管理職は対話型マネジメントのスキルを身につける必要があります。
【対話型マネジメント研修】
部下との対話と指導力を高めるビジネスコーチング教育
■ 部下の話を聴き、情報整理をする力をつける
→テーマのラベリング・情報の組み立て・課題の特定スキル
■ 部下のゴールを描くスキル
→目的意識を持たせるスキル
■ 現状とのGAPを明確にするスキル
→現在と未来を結ぶ話の組み立て力
■ アクションプランの難易度調整
→部下の行動量がアップするアクションプランの選択力
働き方の多様化が進む現代だからこそ、
部下一人ひとりと向き合う力が必要です。
働き方改革は、多様性に富んだ働き方を受け入れることでもあります。
会社に出社しないテレワーク形式や、生活状況に合わせた時短勤務など、Face To Faceで話す機会が少ないスタッフに対し、「遠隔マネジメント」を強いられる管理職も増えつつあります。直接顔を合わせないということは、その分部下のモチベーションを管理し、会社への帰属意識を持たせ続けることが難しいということに他なりません。
今、管理職に求められているのは、「個人の夢やビジョンの応援者」となり、会社のビジョンとの調和を図る力です。 “調和”と“調整”が管理職の担う役割の中心となります。それを実現するには、今まで以上に部下一人ひとりと対話し、時間をかけて向き合い、個をマネジメントしていかなくてはなりません。
【1対1ミーティング研修】
対話力向上プログラム
■談・議論・対話の違いを理解する
→「今あなたがやっているのはどの会話?」セルフチェックの実施
■あなたはどのくらい部下のことを知っていますか?
→部下のことを知るためのたった2つの重要な質問について
■部下のビジョンと会社のビジョンを融合させる方法
→1対1ミーティングで行う目標設定のコツ
■部下の能力とチームのミッションを達成していくための仕組みづくり
→行動量と振り返りMtgで部下の気づきを促すスキル